KYC as a Service

本人確認(KYC: Know Your Customer)機能をSaaSとして提供するビジネスモデル。事業者が自前でeKYCシステムを実装する代わりに、外部サービスとして利用する形態。

背景

eKYCの実装は技術的難易度と規制対応コストが高い:

これらを自前実装する代わりに、専門サービスを利用するのがKYC as a Service。

メリット

主な提供企業(日本)

自前実装との比較

観点 自前実装 KYC as a Service
初期コスト 高い 低い
カスタマイズ性 高い 限定的
法改正対応 自社で対応 サービス側が対応
データ主権 自社管理 サービス側に依存

戦略的位置づけ

リスクベースアプローチとの組み合わせで、段階的な方式対応も可能。小規模事業者はホ方式のKaaS から始め、取引規模に応じてヘ・ワ方式を追加するという戦略が多い。

コアコンピタンス以外の機能(KYCなど規制対応インフラ)は外部調達するという考え方とも整合する。

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